ジャラール・ウッディーン・ルーミーという13世紀の詩人が書いた「ゲストハウス」という詩がある.去年の日本人間性心理学会のパトリシア・オミディアンの講演でこれを知って以来、心のどこかに残り続けていたのだが、先日久しぶりに読み直す機会があったので紹介したい.インターネット上には複数の 続きを読む →
エンカウンターグループに繰り返し参加する人の中には、日常生活の中でのいわゆる本音と建前の使い分けに違和感を感じ続けている人が少なくないように思う.そうした人がグループに参加して本音ベースのやりとりに触れることである種の心地良さや癒されるような感じを抱くという声はよく聞くし、何より 続きを読む →
誰かに本当にそばにいてもらったと実感したことが、ただの一度だけある.それは不思議な瞬間だった.相手は何も口にしていなかった.ただ自分のことを気にかけるような、いたわるような、見守るような、そんな目をしてこちらを見ていた.おそらく子供のころは何度となく誰かにそばにいてもらったことが 続きを読む →