円坐とは、ご縁があって集った人々が円になって坐り、定められた時間を共に過ごす場です.
ルールは特になく、テーマや目的もありません.
話したいことがあれば話してもいいし、誰かの話を聞いていてもいいし、ただその場にいるだけでもOKです.
場には守人(もりびと)と呼ばれる、見守り役のような存在が共に坐ります.
守人は参加者の一人であると同時に、語られる言葉やその場で起こることにていねいに関わり続けます.
その源流はカール・ロジャーズのベーシックエンカウンターグループにありますが、円坐は、これを日本人の存在観や時空観などを元にとらえなおし、「ただ円になって坐ること」に立ち返ったものです.
橋本久仁彦さんによって始められ、2012年ごろからこの言葉が使われ始めました.