エンカウンターグループにおける体験について「本のページをめくるようだ」と口にされた方がいました.僕はこの表現がとても好きになり、ときどき思い出しては想像を膨らませています.自分のことが書かれている、自分がまだ読んだことのない本が本棚に並んでいて、その背表紙だけ 続きを読む →
ジャラール・ウッディーン・ルーミーという13世紀の詩人が書いた「ゲストハウス」という詩がある.去年の日本人間性心理学会のパトリシア・オミディアンの講演でこれを知って以来、心のどこかに残り続けていたのだが、先日久しぶりに読み直す機会があったので紹介したい.インターネット上には複数の 続きを読む →
最近暑さがやわらいで過ごしやすい日が多いですね!
今はそれほどでもないけれど、以前は天気の話が苦手でした.住まいの話や出身地の話、交通手段の話もあまり好きではありませんでした.しかし実際に苦手に感じていたのはこれらの話そのものではなく、典型的に話が始まり典型 続きを読む →
エンカウンターグループに繰り返し参加する人の中には、日常生活の中でのいわゆる本音と建前の使い分けに違和感を感じ続けている人が少なくないように思う.そうした人がグループに参加して本音ベースのやりとりに触れることである種の心地良さや癒されるような感じを抱くという声はよく聞くし、何より 続きを読む →