新メンバーよりごあいさつ

こんばんは.

先月より東京円坐のメンバーとなりました、
ボウズィこと大島有一です.

すでに東京円坐のFacebookページにイベントの
お知らせを何度か投稿していますが、
自分自身のことにはほとんど触れていないままでした.

僕のことをご存じない方も少なくないと思いますので、
この場で簡単にごあいさつしたいと思います.

僕が円坐の前身とも言えるエンカウンターグループに
初めて触れたのは2012年の6月、およそ3年前のことでした.
いい例えではないかもしれませんが、自分にとってそれは
津波のような体験でした.

瞬く間にそれに飲み込まれ、見えている景色も変わり、
別世界に運ばれていってしまいました.

毎週のように開催されている場だったため、
しばらくそこに浸るようになります.
やがてファシリテーターを務めるようになり、
自分で開催するようにもなり、それまでの仕事も辞め……、

気がつけば現在に至っています.

「年を取ってから変な遊びを覚えるとロクなことがない」
と言いますが、正にそれだなあと思っています.

中尾聡志(サトシ)とは穂高養生園エンカウンターグループで、
和田英久(ひで)とは橋本久仁彦さんの円坐守人研鑽クラスで、
それぞれ去年出会いました.

その後ときどき顔を合わす機会はあったのですが、
それが大きく動いたのは今年の夏に入ってからです.

僕がサトシと開催した九段坂の円坐の案内文を読んだ
ひでが連絡をくれ、東京円坐に入らないかと声を
かけてくれました.

僕は東京円坐のことを、サトシとひで二人が作り上げてきた
音楽ユニットのようなものと感じていました.
ですので、その話を聞いたときはそこに割って入るような
あり方をなかなか想像できませんでした.
何か一緒にやりたいときは入らなくてもやれるし、
B’zに新メンバーが入ったらファンも納得しないだろうなあと
いったような感じで.

ですが、円坐に興味を持って活動をしている彼ら2人に対する
信頼感、「この人と坐ってみたいと思った」と言ってくれた
ひでの言葉を意気に感じる気持ち、
そして上で書いたことと矛盾するようですが、
何よりこのタイミングで声をかけてもらったことが
自分にとってとても自然なことのように思え、
この流れに乗ってみようと思いました.

実際に入るまでは、入っても入らなくても自分の日々の活動に
あまり変わりはないだろうと思っていたのですが、
いざその中に身を置いて関わりが生まれ始めると、
なんだろう、何か新たな力が湧いてくる感じです.
アイデアや活力が湧いてくる感じがあります.
僕の興味は円坐とエンカウンターグループに集中して
いましたが、それ以外にもやりたい企画が出始めています.

特定の目的なく集う、人が中心となる集団の持つ力を
あらためて感じている今日この頃です.

すでにお目にかかっている方もいない方も、
どうぞよろしくお願いいたします.

大島有一

※ 東京円坐だより第6号 (2015-09-04) より転載

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