ふたこぶ円坐、開催のご案内 [ 9/27(日)・11/1(日) ]

■ 開催の概要

■ 第1回: 2015年9月27日(日) 13:00–16:00、16:30–19:30
・守人: 大島 有一 (ボウズィ)

■ 第2回: 2015年11月1日(日) 10:00–13:00、14:00–17:00
・守人: 和田 英久 (ひで)

※いずれも飯島波奈さんの絵の前で行われます.
 第2回は、第1回の円坐のイメージで描いた絵が1枚だけ飾られる予定です.

□ 1日ごと、もしくは1セッションごとにご参加いただけます.開催の詳細は本文の下部をご覧ください

□ 以下で主催の2人に加え、この会場で開催するきっかけをいただいた飯島波奈さんからの言葉をご紹介します.波奈さんは、言い表すのがむずかしいと言われがちな「円坐」の場がどのようなものかを、簡潔かつ鮮やかに切り取って書いてくださっています.

■ ひでよりご挨拶

ボウズィの九段坂の円坐での言葉に魅かれた僕がいます。
(九段坂の円坐のイベントページです)

ボウズィの言葉を読んで、なんて言葉にしたらいいかわかりませんが、ただこの人と坐ってみたいと思ったんです。何か二人で企画をしたいとも思いました。そこで彼に連絡し、僕が開いた円坐に来てくれて一緒に坐り、円坐が終わってから、話す時間をとって、一緒に円坐をやることになりました。

「ふたこぶ円坐」を開くにあたって、ボウズィといろいろ話し合ったのですが、その時間もお互いの事を話していく時間となりおもしろかったです。

僕は、いま1人で円坐の守人をやることに怖さを感じつつも、おもしろさを感じています。二人で一緒に守人を務めるのではなく、一度づつの交代で務める事を提案しました。円坐の質感は、守人の持っている質感により変化するように思えていて、ボウズィと僕ではまた違った場となるような感じもして、そこもおもしろさだなぁと思っています。

いま、なんだかわくわくしています。ご縁を面白く思います。ボウズィとのつながりで波奈さんと出会い、そしてふたこぶ食堂で円坐をやらせてもらうことになり、この流れはいいなぁと思います。

そしてこの円坐でどんな方とご一緒に坐り、何が起こるのかを楽しみにしています。

ご縁により円坐を開けることに感謝しつつ、坐りたいと思っています。

よろしければ、お越し下さい。

                    和田英久

■ ボウズィよりご挨拶

こんばんは、ボウズィこと大島有一です.
9月の終わりと11月の初め、友人の和田英久(ひで)と共に円坐(非構成的エンカウンターグループ)の場を開きます.往復書簡のようなイメージで守人を交代して行う、二回一組の場です.

自分が円坐やエンカウンターグループといった場を開く際には、この文章のように、開催にあたっての思いをしたためた一文を添えるようにしています.上でひでが触れてくれた九段坂の円坐の言葉もその1つでした.

開催し始めたころはそれが誰に届くのかもよくわからず、宛先のない手紙を投函し続けているかのような感覚を持っていたように思えます.宛先を書きたいけれどもわからない.その手紙に何かを感じてくれるかもしれない人に向けてなのかも、よくわからないままで.

今回ひではその手紙の一通を受け取り、僕に連絡を取り、この円坐の開催を提案してくれました.時に手紙は誰かに届くこともあり、人と人とのご縁がつながることもある.そのことを不思議に思うと同時に、ただただ感謝の気持ちを味わってもいます.

また今回の場を開くにあたっては、相方であるひでに加え、開催場所に対しても少なからぬご縁を感じています.和室やお寺などのいわゆる和な空間で行われることの多い円坐ですが、今回は高尾の「ふたこぶ食堂」というカフェをお借りします.ここを貸し切り、机やいすを運び出して床に輪になって坐ります.

僕は何度かこのお店を訪れていますが、どこか懐かしい匂いのする、それでいて少しひんやりとした落ち着きも感じられる場所、という印象を持っています.例えば夏休みに誰もいない小学校の教室に忍び込み、床に腰を下ろして佇んでいるかのような感じです.

このお店は、放っておいてほしいときは放っておいてくれるし、関わりたいときは気持ちよく関わってくれる.店主さんとお店の存在自体とのどちらからもそうした雰囲気を感じ、それがとても居心地のよいものとして僕には感じられます.そうした雰囲気が円坐という場にどう作用してくるかも、僕は楽しみにしています.

このお店での開催は、八王子や横浜を中心に活動されている絵描きの飯島波奈さんから声をかけていただきました.9月の下旬にこの場所で彼女の個展が開催されるのですが、初回の円坐はその最終日の貸し切りイベントとしても行われます.彼女からの言葉をご紹介し、僕からのご挨拶を終えます.

大島有一

■ 飯島波奈さんからの言葉

個展をやることになった時、私の絵がかけてある空間で、誰かに何か面白いことをやって欲しいなあと思いました。

そんな時ちょうどボウズィから、場所を探していると聞き、私が今とても惹かれている「円坐」という場を開いて頂けることになりました。

円坐とは、ただ円く坐り、時間を区切り、その時間の中で何が起きるか、起きないか?を皆で体験するという、非常にシンプルなワークショップです。それを今回は、私が絵付けをしたキャンドルホルダーに火を灯して、キャンドルナイトで…とお願いしました。

私は円坐の門外漢ですし、円坐を体験したことがない方に言葉で説明するのはとても難しいのですが…初めて円坐に坐らせて頂いた時、守人(ファシリテーター)を務められた橋本久仁彦さんの事を千利休みたいだなあ、と思いました。円坐守人は茶事の亭主のようだなあと。(その時の円坐が茶室で行われたからかも知れません。)

だとすれば、現代の茶室と言えるかも知れないカフェという空間で、掛け軸ではなく絵の前で、一服のお茶ではなくガラスの器に火を灯し、円く坐るのも面白いのではないか、と思いました。

勝手なことばかり書いてすみません。この企画に快く応じてくれたボウズィとひでさんに感謝します。当日どのような場になるか、私も楽しみにしています。

絵と器 飯島 波奈(HANA)

■ 開催の詳細

■ 第1回: 2015年9月27日(日)
・セッション1: 13:00 – 16:00 (12:30より開場)
・セッション2: 16:30 – 19:30
・守人(ファシリテーター): 大島 有一 (ボウズィ)
・和田は参加者としてご一緒します

・キャンドルのあかりのみを灯して行います
・この日の円坐は、飯島波奈 個展「日々の糧〜the daily staff of life〜」最終日のイベントでもあります(会場は貸し切りで、円坐のみを行います)

■ 第2回: 2015年11月1日(日)
・セッション1: 10:00 – 13:00 (09:30より開場)
・セッション2: 14:00 – 17:00
・守人(ファシリテーター): 和田 英久 (ひで)
・大島は参加者としてご一緒します
・キャンドルのあかりのみを灯して行います
・この日の円坐も飯島波奈さんの絵の前で行われます.
 第1回の円坐のイメージで描いた絵が1枚だけ飾られる予定です.

□ 会場
・ふたこぶ食堂: ホームページFacebookページ
・JR中央線/京王高尾線 高尾駅北口より徒歩3分
・住所: 東京都八王子市廿里町 (とどりちょう) 21-4
・地図はこちら

□ 参加費
・1セッションのみ2500円、2セッション1日通し4000円
・1日ごと、もしくは1セッションごとにご参加いただけます
・当日会場でお支払いください

・第1回に参加された方は、第2回の参加費から500円お値引きします
・9月24日(木)には同会場で飯島波奈さんによるキャンドルホルダー作りワークショップが行われます.
・これに参加された方は、第1回の参加費から500円お値引きします

□ 定員
・各セッション8名程度

□ その他
・18歳以上の方のみ対象とさせていただきます.

□ お申し込み / お問い合わせ
こちらまでお願いします

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