以前、友人の誕生日に本をプレゼントしたことがありました.本を贈るのは相手の負担になるかもしれないとの思いもあり少し迷ったのですが、それを手にとってほしいとの思いが強く、結局「食器と思ってほしい」との言葉を添えて渡すことにしました.例えば結婚式の引き出物でいただくような食器やグラスなどは、受け取った人はそれを使うこともできるし、食器棚に飾っておくこともできると思います.本の場合も同様に、読むことだけが贈り主や書き手の気持ちに応えることではないのかもしれません.
前回の目白の告知文に書いた「ページをめくる」を読み返していたら、この話を書きたくなってしまいました.読んでくださってありがとう.今回も共同ファシリテーターに立木ゆりさんをお迎えします.お問い合わせやお申し込みはこちらまでお願いします.