スランプなのかマンネリなのか、何かに陥り始めたような感覚がある.
1年半前から立川で開いてきたこの場は今回で13回目.外からどう見えているかはわからないが、自分の中に何か停滞感のようなものが生まれてきているのも感じる.初期の熱情は消え失せたわけではなく、今も静かな興奮として自分の中に残り続けている.だがその中で慣れのようなものが出てきたのか、何か一定の形式に則って手なりで行っているような感覚もある.
プロ野球広島カープの黒田博樹投手が、ヤンキース時代の2014年に「毎試合、この試合が最後の投球になるかもしれないと考えて登板する」と語っていたことを思い出す.
立場も経歴もこれまで習い覚えたことのすべても脇に置き、ただ自分自身と目の前にいる人に対して、ただ自分自身でいることを引き受け、自分のでき得る限りの真剣さやていねいさをもってその場に臨んでいるのかどうか.
こうしたことを決して参加者の方々に求めているわけではない.だが自分がそれができなくなっているのだとしたら、この立川の場はもうやめてしまおうと思います.
ということで、今回が最後になるかもしれない立川の場、以下の内容でご案内します.これまでと時間・料金が少々異なりますのでご注意ください.