十年以上前、確か新宿だったか、歩きながら連れに話しかけた言葉を今でも覚えています.「ナンパに興味がある.女の子よりもむしろ、何の前提も持たずにひとりの人間として現れて、目の前の相手とどう関わっていけるかということに」
そして実際にナンパの世界の入口をのぞいてみて感じたこと、それはスキルや技術、つまりは何を言うかやどう振る舞うかよりも、その内にある態度や心構えが醸し出すものが何よりも何よりも重要であるということでした.言ってしまえば、魅力的な人はただそこにいるだけで魅力的なのです.そして同時に、何を言うかやどう振る舞うかが重要でないということは決してないということも深く実感するに至りました.
このあたりのことは、また機会があればどこかで書いてみたいと思っています.
自分がエンカウンターグループや円坐に触れてからまだ数年ですが、これらに参加し続け開催し続ける動機の一つは、上に書いた当時と変わらず「自分は何の前提も持たずにひとりの人間として現れて、目の前の相手とどう関わっていけるのだろうか」という問いの中にあります.
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7月17日(金)は立木ゆりさんと共に場を見守ります.お問い合わせやお申し込みはこちらまでお願いします.