先日ファミレスで飲み会をやりました.2時間飲んでひとり800円、安居酒屋より安いかもしれない料金にインパクトを受けたのですが、それよりも驚いたのが、一緒に飲んでいた人から「あなたにとって愛とは何ですか」と質問されたことです.あまりにも直球な問いかけにとまどいながらも次のように答えました.
「愛とは何か、人生とは何か、またはエンカウンターグループとは何かでもいいけれど、あまりにも大きすぎて、あいまいで、とらえどころがなくて、言ってみれば非構成で、人によって千差万別で、万人に了解可能な形で表現したり定義づけたりできるようなものではないと思う」
「もしそれが可能であるとするならば、それぞれの人がそれぞれの体験から語ったものを積み上げていって、そこから立ち上がってくるものの総体から語られていく形より他にないと思う.これが自分が話す前に前提として話しておきたいこと」
「その上で自分にとって愛とは何か、問われたそのときどきで浮かび上がってくるものは違ってくるかもしれないけど、今は2つある」
「1つはミラーボールみたいに、きらきらして、しびれるようで、くるくる回っているようなもの」
「もう1つは相手の幸せを願うこと.自分の気持ちが自然と脇に置かれ、相手の幸せを願って行動すること」
記憶を頼りに書き起こしてみたけど、自分で言っておきながらあまり体験から語っていない感じでした.その後いろいろなところで話題にして何人かの方から言葉をもらったのですが、次の言葉が最も印象に残っています.
「自分にとっては…水かな.羊水、水、血液といったようなもの.お母さんの血液がへその緒を通して赤ちゃんにめぐるように、相手の幸せを願いながら、自己犠牲といった形ではなく相手の役に立っている.それが愛」
今回も立木ゆりさんと共に場を見守ります.この場はどのような方でもご参加いただけます.お問い合わせやお申し込みはこちらまでお願いします.